スターリンク×EVで災害時も安心通信
近年、大規模な災害が発生すると携帯電話やインターネットが使えなくなることがあります。そんな時に活躍するのが、衛星通信サービス「スターリンク」。地上の通信網に依存せず、直接衛星からインターネットに接続できるため、災害時でも安定した通信が可能です。スターリンクの運用には電源が必要ですが、電気自動車(EV)の電力を使えば、発電機や外部電源がなくても稼働可能です。実際に当社では、EVから電力供給してスターリンクを稼働させる実証を行いました。

スターリンクのアンテナ展開状況

電源を供給する電気自動車(電源は自社太陽光発電システム)

スターリンクのアンテナに電気を供給中
災害時を想定した運用シミュレーションでは、以下のような成果が得られました:
- 通信速度:通常の光回線並みの速度を確保
- 安定性:山間部や都市部でも接続が安定
- 電力消費:EV満充電で約24時間の通信可能
当社は今後も、スターリンクやEVなどの新技術を活用し、地域の防災力向上に貢献してまいります。災害時に「つながる安心」を届けるためのインフラ整備を、引き続き強化していきます。